「まじ」な部屋
● 第13話 患者さんとモバ ●   △ 目次 △   △ 次へ △
第13話。大部屋での「患者さんとモバ」です。

 しばらく個室にいたんですが、入院後半は大部屋(6人部屋)へ移りました。
 このシリーズで「看護婦さん」と「医師団」の反響を紹介しました。
 今回は病室の「患者さん」編です。

 私の居る大部屋の患者さん(6人)は、
 一部にまだ治療中の方もいますが、みな元気でワイワイやってます。
 年齢の高い順に、Aさん、Bさん、Cさん、私、Dさん、Eさん、とします。

 私は朝一番から10時ぐらいまでは必ずベッドでモバしてます。
 そしてかなり頻繁にエレベータ前のグレ電でモバ通信してます。
  
《 写真 》
グレ電だけでなく、ベッドの横でもすぐに使える様に
無造作にテレビの下の籠に投げいれられてるモバ。
誰でも「私がモバしてる」コトを知っている。はい。
(←クリックで拡大表示します。)


 まずAさん。個人でお店(飲食業)を経営。キーボード経験無し。
 私がベッドでキーボードたたいてるコト自体が珍しいみたい。
 「日記を打ち込んでいるんですよ」というとソレだけで関心していた。

 次にBさん。正体不明。悠々自適。ウチの会社だと部長さんクラスか。
 私のトナリのベッドだが、ナニも興味示さず。自分の世界へ没頭みたい。

 次にCさん。メーカ勤務。話し好き。
 部屋では私とも会話はずむが、私がグレ電の前で通信してると
 少し離れた場所でジィ〜ッと見てて近づいて来ない。

 そしてDさん。私と同年代か。
 グレ電の前でモバってると声かけてきて、電子メールしてますと返すと
 「会社とですか」とスグに反応が返ってきた。

 最後にEさん。若い。30台の前半か。
 グレ電の前でモバってると声かけてきて、電子メールしてますと返すと
 「電子メールですか、スゴイですね〜」と関心した様子。


 どうも年配の方ほどモバみたいな道具には興味が無い様だ。
 ただし私と同年代から以下の年齢だと、やはり興味を示す。
 Dさんの様に「電子メール=会社と連絡」てな人は、
 たぶん職場でもメール使ってるんだろう。
 とゆコトは、
 大部屋の人口密度から推定すると、
 世の中の電子メール普及率は5分の1で20%か。

        モバイル比率を測るのには母集団が少なすぎた(残念)。

        PS.私と同じ病室にいた皆さん、
           もしコレ見られたら、ネタにしてゴメンなさい。

ではぁ〜〜。 v(^O^)/~~



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